測定領域

炉底の測定

炉底の健全性を管理する事は複雑かつ危険な問題です。以前の炉底の測定方法は推測の域を出ず、脆弱な箇所かもしれない煉瓦に穴を開けるという、危険な作業を伴います。リサイクル硝子が使用されている場合、カレットに含まれる金属が炉底にアップワード・ドリリングを発生させているかもしれません。穴開けにより特定箇所の状態がわかりますが、スマートメルター🄬は炉底全域に渡る状態を3次元で表示します。

炉底の硝子浸潤の測定

まず、スマートメルター🄬のチームが炉底をセクションに分け、マッピングを行います。これにより、スマートメルター🄬XSightソフトウェアー中で各測定箇所が正確に特定出来ます。次に、貴社のトレーニングを受けたスタッフが炉底の各セクションを外側から測定を行います。炉や水冷関係の機器はそのままで測定が出来ます。

炉底のデータ分析

最後に、我社のデータ分析チームが品質を確かめ、炉底の測定結果を3次元で可視化し、色分けして詳細な測定情報を表示します。

時間経過による硝子浸潤のマッピング

スマートメルター🄬を使用した定期的な炉監視では、硝子浸潤の進行状況が時間経過と伴に表示されます。このデータは冷却技術の効果を評価するのに、又は、予防策を講じるのに役立ちます。

金属格子を通しての測定

レーダーは鉄を通過する事が出来ないので、鉄板でカバーされている炉底の測定は困難な場合があります。スマートメルター🄬のセンサーは小さいので鉄格子の開口部に収まりますが、格子の大きさによります。スマートメルター🄬に優しい設計の格子は様々なサプライヤーから供給されています。

鉄板が使用されている炉底の硝子浸潤マッピング

炉底に鉄板が敷き詰められている、又は、センサーに対して十分な開口部がない格子の場合用として、問題のありそうな特定領域を測定出来るプロトコルを開発しました。煉瓦を損傷させずに、温度が高い領域の鉄板を小さく切り抜きます。これでもスマートメルター🄬のセンサーにはデータを取り、その領域の状態を評価するのに十分な大きさです。

炉底測定のケーススタディ、及び、評価

以下のケーススタディでは、スマートメルター🄬による監視でカージナル・グラスが予想外の硝子漏れを回避し、何万ドルもの炉修費用を削減した事が説明されています。

種瓦の測定

種瓦の状態を把握する事が出来れば、炉の健全性管理が向上します。当瓦が最適化出来れば炉の寿命が延び、又、原料分布、冷却技術を評価出来ます。更に、温修をする前にどれ位硝子液面を下げれば良いか、どのブロックを交換したら良いかの判断材料になります。スマートメルター🄬監視プログラムの定期的な種瓦測定により、これらの決定がスムーズに行えます。

まず、スマートメルター🄬のチームが種瓦をセクションに分け、マッピングを行います。これにより、スマートメルター🄬XSightソフトウェアー中で各測定箇所が正確に特定出来ます。マッピングが終了したら貴社のトレーニングを受けたスタッフが2つの異なった測定を行います。

硝子液面の測定

硝子液面部の残存煉瓦厚を測定するにはセンサーを直接煉瓦にあてがいます。スマートメルター🄬は現在AZS電鋳煉瓦、及び、ハイ・ジルコニア電鋳煉瓦の測定は可能ですが、クロム・アルミナ煉瓦の測定には限界があります。近い将来クロム・アルミナ煉瓦もデンス・クロム煉瓦も測定出来る様に計画しています。詳細についてはお問い合わせ下さい。

スマートメルター🄬のRTS200型センサーは、煉瓦の約150 × 150 mmの大きさの箇所で、一番薄い厚みを測定します。450 mm(18インチ)幅のブロックでは(左側、中央部、右側の)3箇所を測定します。金属格子に対しては最近、左に示す新しいRTS100G型センサーが開発されました。

硝子液面測定のデータ分析

Refractory Thickness Sensor (RTS)は硝子と煉瓦の境界面を記録し、正確に厚みを測定します。我社のデータ分析チームが品質を確かめ、硝子液面の測定結果を色分けして問題のある箇所を特定します。

種瓦断熱煉瓦の測定

硝子液面下部の断熱煉瓦の外側から直接センサーをあてがって測定します。硝子漏れを回避する為、断熱煉瓦部に硝子が浸潤していないか特定出来ます。電鋳煉瓦には鋳込す(ボイド)があり、種瓦の下部に存在します。スマートメルター🄬はそこからの硝子漏れのリスク管理の為にしばしば使用されます。

種瓦断熱煉瓦測定のデータ分析

Furnace Tomography Sensor (FTS)は断熱層の初期段階の硝子浸潤をマッピングし、残存厚を測定します。我社のデータ分析チームが品質を確かめ、種瓦の測定結果を3次元で、硝子浸潤があるかどうか可視化します。

厚み測定が可能な各煉瓦

種瓦断熱煉瓦測定のケーススタディ、及び、評価

以下のケーススタディでは、スマートメルター🄬による監視でリビー・グラスがある炉の寿命を25%延ばした事が説明されています。

スロートの測定

スマートメルター🄬監視プログラムは定期的なスロート煉瓦の厚み測定も出来ます。

スロートの残存厚測定

まず、スマートメルター🄬のチームがスロートのフェイサー・ブロックとカバー・ブロックをセクションに分け、マッピングを行います。これにより、スマートメルター🄬XSightソフトウェアー中で各測定箇所が正確に特定出来ます。マッピングが終了したら貴社のトレーニングを受けたスタッフが、スロート・ブロックの外側から直接センサーをあてがって測定します。我社のデータ分析チームが品質を確かめ、スロートの測定結果を色分けして問題のある箇所を特定します。

特殊ブロックの測定

スマートメルター🄬監視プログラムは電極ブロックの様な特殊ブロックの測定にも使用出来ます。

特殊ブロックの測定

どのブロックを測定するか選択して頂きます。スマートメルター🄬XSightソフトウェアー中で各測定箇所を正確に特定する為、選択されたブロックのマッピングがされます。

特殊ブロック測定の可視化

貴社のトレーニングを受けたスタッフが、特殊ブロックの各セクションを外側から測定します。測定中は電気ブースティング装置の電源を一時的に切って頂きます。我社のデータ分析チームが品質を確かめ、測定点における特殊ブロックの厚みのマッピングを測定結果として表示します。

大迫の測定

スマートメルター🄬は内視鏡検査による決定的なデータを強化し、大迫の評価を完璧なものにする事が出来ます。スマートメルター🄬監視プログラムは、内視鏡検査でわかった問題箇所の摩耗をしっかり監視するのに使用出来ます

大迫の残存厚測定

大迫の測定は現在、開発段階で、近々リリースされる予定です。まず、内視鏡検査で大迫の脆弱な箇所を特定します。スマートメルター🄬XSightソフトウェアー中で各測定箇所が正確に特定出来る様に、これらの箇所がマッピングされます。貴社のトレーニングを受けたスタッフが、大迫の外側から直接センサーをあてがって測定し、我社のデータ分析チームが品質を確かめ、測定した箇所の残存厚を3次元で可視化します。